水耕栽培キットに必要な道具
水耕栽培とは土を使用せず、明るい窓辺と専用液肥さえあれば、すぐにでも始められる室内栽培です。
メーカーが出しているお洒落な栽培キットは高価ではありますが、インテリア性に優れ、またすぐ栽培を始める為のスターターキットになっている為、種も付属していますので、簡単に始めたい方にはお勧めです。
一方初期費用を抑えたい方は、百均でキットを作成することが出来ますので、手作りしてみるのも水耕栽培の醍醐味の一つかと思います。
ただ、植物育成ライトをネットで購入する場合には注意が必要な場合がありますので、今回はそのあたりの事も簡単にご案内出来ればと思いますが、まずは最低限必要な道具についてご紹介したいと思います。
なお、お勧めの植物育成ライトについては後日記事を投稿いたします。
液肥について
発芽(初根)をするまでの数日から10日くらいは、水(水道水)で栽培しますので、それまでに準備できれば良いでしょう。
液体肥料には、2種類の液を混ぜるタイプ(ハイポニカ¥1300~)と1種類のみで販売されている物があります。
手間がかからないのは1種類の液肥ですが、栽培する野菜が多くないなら初期費用を抑えられるハイポニカで十分かもしれません。

ハイポニカは、A液とB液を混ぜて水で希釈。
A駅(2mℓ)とB液(2mℓ)を2Lの水で希釈しますので、ペットボトルに作り置きしておくと便利です。
種まきトレー
水耕栽培ではスポンジに種を撒いて、発根を確認したら適切な容器へ移していきます。
そこで最初に必要になるのが種まきトレーですが、種を撒いた後のスポンジは、なるべく平な場所に置くのではなく、根の成長を妨げないようにあらかじめマットの上に置いて栽培することをお勧めします。
種まきトレーは百均で揃えられる

向かって左側が百均で用意。右側はメーカーのキット。

一度で種を多く撒くならトレーを大きくしても。
右側の種まきトレーは、グリーンファームさんの栽培キットに含まれている物です。
左側のトレーは、百均で購入したざるのついていたトレーです。マットは猫除けマットを適当な大きさにカットして上下を逆にしてセットしています。

百均の猫よけ用マットを適当にカット

根が長く伸びたらポットへ移植
種まきマットを使用しない場合の注意点
根は、通常発芽を確認した後にスポンジの下に延びてきます。
なので根が伸びる前に育苗ポットなりマットに移動すれば、成長を妨げる事はありませんので、平らな場所でも構わないと思います。

発芽したら、根がスポンジの裏から出ないうちにマットへ変える
発芽後も平らな場所で栽培を続けると、根がスポンジに沿って伸びてしまうので、あまりよろしくないようです。
液肥をいれる容器について
容器を選ぶ上で重要なのは、植物を支えるだけのしっかりした土台になると言う事、水替えの手間がかからないと言う2点です。
特に水替えの際に根を傷つけず、簡単に出来るようなものが良いでしょう。
お勧めはポット移植型容器
水耕栽培しやすいのはリーフレタス(キク科:半陰性植物)、ミニトマト(ナス科:半陰性植物)、ラディッシュ(アブラナ科:陽性植物)ですが、成長に合わせて容器を替えられるポット移植型容器をお勧めします。
- リーフレタス:根が短く横に広がり、葉も大きく育つため一つの容器に一株、あるいは一つの容器で2株栽培できるような容器が良い。
- ミニトマト:茎も根も長くなるので、深い容器で、かつ実をつけた茎を支える事が出来るような容器が良い。
- ラディッシュ:小ぶりな野菜の為、一つの容器で5~6個まとめて植えられるものが良い。
私が失敗を繰り返しながらたどり着いたのが、ポット移植型容器で作り方については、水耕栽培の始め方~容器作りのポイント~にて詳細をご紹介しています。
最も簡単に作れるのはペットボトル
水耕栽培の容器を自作するのに最も簡単に作れるのは、ペットボトルの上1/3をカットして、上下を重ね合わせ、下部ボトルに液肥を満たして、上部ボトルに植物をセットした物になります。
逆さにした上部ボトルの注ぎ口から根が出て、下部ボトルの液肥が浸かる事で水耕栽培を楽しむことが出来ます。
この容器の利点は何と言っても思い立ったら簡単に作れすぐに始められる点です。
一方で、根が短く太く育つような野菜、茎のない野菜(リーフレタス)の場合には、注ぎ口の広さでは成長するのに狭すぎますし、液肥の容量も少ない為不向きです。
その為小ぶりな野菜が良いとは思いますが、基本的には一株植えになるので、栽培数が増えると水替えも手間がかかりました。
ただ、私が唯一ペットボトル栽培を継続しているのは、シソでした。
画像がなく申し訳ないのですが、シソは根が長く伸び、かつ、茎も細く長い為、注ぎ口から茎を差し込んで、下部ボトルに根がしっかり入れ込むことができる為、安定した状態で栽培が出来るのです。
現在再現栽培を始めましたので、成長過程を一緒にお楽しみいただけたら幸いです。
植物育成ライト
植物育成ライトについては購入を迷うところかも知れません。
植物育成ライトが必要な場合は、陽性植物(強い光を好む植物)で、私が室内栽培で用いているのは、ラディッシュ栽培の時でした。
半陰性植物でも、ミニトマト(レジナ)はライトがあった方が実成は良かったので、本格的な栽培を楽しみたいなら、あっても良いと思います。
植物に必要な光の強さは『ルクス』
植物育成ライトは安価な物から高価な物までありますが、植物が必要なのは光の強さ『ルクス』です。
ところが、ルクスで表記されている物はなく、通常はワット数(W)とルーメン(lm)になります。
- ワット数(W):消費電力つまり電気代の事で植物には無関係の光
- ルーメン(lm):光束(光源から出る光の量)は、メーカーが記載する製品の明るさの目安で植物には無関係の光
- ルクス(㏓):植物が実際に受け取っている光の強さで、距離や角度によって変化する光
つまり植物育成ライトの選び方で私がご紹介できるのは、数々の失敗から学んで現在栽培を継続できる有効な事実のみになります。
植物育成ライトのタイプ
植物育成ライトは主に2タイプあります。一つは育苗用(多肉植物)と成長期の栽培用です。
育苗用のライトは赤味が強く弱いクリップタイプ
クリップタイプで小ぶりな物は光が弱い物が多いように思います。
植物育成ライトとの記載があっても、多肉植物や小さいな苗は強い光を必要としないので、必要ならこのタイプの物を購入しても良いとは思います。
実は私が初めて購入したのがクリップタイプの物でしたが、ものすごく赤いです。とにかくムードたっぷりで、早い内に使うのを止めました。
お勧めしたいのは白色系の吊り下げタイプ。
今でも愛用しているのは、やや値段が高めではありましたが、吊り下げタイプです。光の色も強さも良く、ライトを使用する事で、ラディッシュ栽培やミニトマト(レジナ)の栽培が楽しくなりました。

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小ぶりながら強い光で、色味も白く部屋の邪魔にならない。

ラックに設置して窓辺に配置
リビングファームさんのライト付き栽培キットもお勧め

リビングファームのキットは優れもの

ライトがある方が成長は断然良い。自作キットを輪せて使用
高価な物ではありますが、メーカーが出している物は安心して使用できますし、ポットの大きさも丁度良い大きさになっています。
植物育成ライトを購入するなら、いっそ購入した方が良いかも知れません。ここに2つのケースを置いて栽培を楽しんでいます。

リビングファームのキットはやはり便利
皆さんもぜひ水耕栽培をお楽しみください。

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