水耕栽培キットを自作!ポイントは6つ
水耕栽培の魅力と容器を自作するメリット
土を使わない水耕栽培の魅力とは
専用の液肥だけで野菜をつくることが出来る水耕栽培は室内栽培に適していると言えます。また初めて野菜の栽培に挑戦する方でも比較的簡単に収穫に至る事が出来るのもその魅力の一つでしょう。
これは、水耕栽培最大の特徴である「土を使わない」からこそ、初心者の方でも失敗するリスクが少ないのです。
常に衛生的に管理ができる為病害虫の被害に遭わない
土耕栽培でありがちな失敗と言うと、成長過程で顕著に見られる日照不足、水や肥料の過不足などは想像しやすいかもしれませんが、病害虫の被害は、その土壌の中や表面の養分(肥料)を元にして増殖をして病気をもたらし、植物の養分を吸い取って、収穫に影響を及ぼします。
つまり「土を使わない」水耕栽培は、土の中に潜む害虫や細菌を簡単に遮断出来るので、病気のリスクを回避できる大きなメリットがあるのです。
土耕栽培に比較すると栽培が速い
専用液肥のみで栽培をすることが出来る水耕栽培は、植物が必要とする養分を直接水に溶かして供給するため、成長が早いという利点もあります。
容器を自作する事のメリットとは
水耕栽培では高価なスターターキットも販売されていますが、日照条件さえ問題なければ(植物育成ライトが不要であれば)、ほとんどの材料を百均で調達できるため、自作でキットを作る事で初期費用を抑えることが出来ます。
また植物の成長はその種類によって微妙に異なるものです。その為、野菜の種類によって容器の在り方も変わってきますので、いろんな野菜を栽培したいなら、カスタマイズできる自作は便利と言えますので、いくつかの注意点を考慮して容器づくりをすれば、栽培もより楽しいものになるでしょう。
水耕栽培キットの容器構造
水耕栽培では種まきは育苗キットに行い、発芽をして根がある程度育ったら育成キットに替えて(移植して)栽培をしていきます。
播種~発芽期:育苗キット
育苗キットは小さいトレーに、育苗マットを敷いて、その上に種をセットしたスポンジ培地を置いて栽培します。容器は百均のトレーに猫除けマットを適当にカットした物を使用し、スポンジも百均の物を使用しています。この頃はまだ液肥は使用せず、水道水によって種に吸水をさせて発芽を促します。

右:リビングファームの既製品 左:百均で揃えた自作トレー
種は通常根が先に出ますが(発根)、スポンジから先に顔を出すのは芽(発芽)で、しばらくするとスポンジの下から白い根が伸びてきます。

発根の状態

育苗トレーを使用しない場合、根は培地に沿って横に伸びてしまう。
育苗マットを使用する事で根の成長は妨げられることなく、下へと真っすぐに伸びていきます。なお育苗ポットを使用する場合には、最初からポットにスポンジをセットしておいても良いでしょう。
生育期:基本は2層構造でポット移植型がお勧め
水耕栽培の容器の構造は、基本的には液肥が入る容器(生育容器)に、植物をセットした容器(育成トレー)を重ねる2層構造になっています。

発根したら育苗ポットに移植して、自作容器の6株用移植トレーと浅型容器にセット。
育成トレーには育苗ポットのサイズに合わせた穴が開いていますので、根がある程度育ったら育苗ポットに培地ごと移植して、これをトレーにセットして栽培をします。
ペットボトル栽培も基本構造は2層なので最も簡単な水耕栽培キットと言えますが、大きな違いは同時に栽培できる株数がペットボトル栽培は基本的には一株植えなのに対し、移植型容器では一つの育成トレーに数個の育苗ポットをセット(移植)できるので同時に数株栽培出来るという点です。なので、色んな種類の野菜を一度に栽培したい、あるいは株数を沢山栽培したいような場合には、移植型容器の使用をお勧めします。
またペットボトルで数株栽培すると、液肥替えの手間は(生育)容器数個分になりますが、育成トレーを使用した移植型トレーなら、容器一個分の手間で液肥交換が済むのも大きな利点と言えるでしょう。
容器づくりのポイント

ミニトマトのレジナ:播種後76日後。液肥が干あがって根が乾燥した状態。
植物の成長段階は大きく、発芽期、育苗期、成長期、成熟期に分けられますが、いずれにしても栽培は根を育てると言っても過言ではなく、どの生育期であっても根の成長を妨げるような容器を使用する事は避けなければなりません。
ポイント1 容器は浅型と深型を準備
苗が小さい内は根は細く短いので、液肥が十分に浸かる浅型容器を使用する方が良いでしょう。ですが、成長すると根は太く長くなり、急激に液肥の減りも速くなるので、このまま浅型容器で栽培を継続するとすぐに液肥が干上がり枯らしてしまう事があります。なので、本葉が数枚~10枚に揃った頃には深い容器でたっぷりの液肥を与えるようにします。
ポイント2 育苗ポットは2~3種類あると便利
発根を確認したら育苗ポットへ移植しますが、室内栽培ならサイズは3㎝~10㎝前後の物が良いでしょう。私は3㎝と5㎝、6.5cm(グリーンファームの既製品)、9㎝の4種類を持っていますが、重宝するのは、5㎝、6.5㎝、9㎝の物です。
育苗ポットは大きい方が株は良く育ちますので、リーフレタスやその他葉菜類なら、小株・中株兼用で使用できる5㎝~6.5㎝の育苗ポットを、またミニトマトなどは大株用の9㎝ポットを使用するのが良いでしょう。
9㎝ポット1種類だけ揃えても良いかとは思いますが、これを一つの育成トレーに3個(3株分)以上移植出来るように作るとなると、液肥を入れる容器(キット)自体の大きさも結構大きくなります。
ポイント3 大株用の育成トレーは安定する物を
育成トレーを作る場合、大株用の育苗ポット(9㎝)なら1株~2株植えを、小株用の育苗ポット(5~6㎝)なら6株~8株植えをそれぞれ作ると良いでしょう。
ただミニトマトなど大型の野菜を栽培する場合には注意したいことがあります。それは成長に伴い重量が重くなっても、育苗ポットがぐらつかずに安定した状態で保つ事が出来るトレーを作ることです。
私の失敗容器

実が付くと重くなる為、 苗を支えるような工夫を
上記写真はミニトマトのレジナ(背が低い品種)で10㎝ポットを使用し、茎を安定させるために、ハイドロボールの代わりに発砲スチロールをはめて栽培してみました。

ハイドロボールを使用したくなかった為、発砲スチロールで固定を試みたもの。
発芽したスポンジ培地とは別に中央をくりぬいた発砲スチロールを用意してそこに培地を移植したのですが(写真下)、実をつける頃には育成トレーにセットした育苗容器ごと傾いてしまい栽培キットとしては失敗作でした。

22年4/5(レジナ播種後28日
2026年現在は、ハイドロボールを使用して栽培中ですが、ハイドロボールも軽いため、ミニトマトを安定させる為にはこのままでは少し弱いかもしれません。

2026年5月14日 播種後23日
ポイント4 液肥交換は容器変えで手間を省くと楽
液肥の交換間隔は使用説明書に則って行いますが大抵は1週間から2週間になると思います。
交換の時には液肥が残っていても破棄して、容器を綺麗に洗ってから新しい液肥に替えてます。ですが、沢山栽培して栽培キットの個数が多い場合などは、予め交換する分の容器(個数)あるいは交換用に1個は準備しておくと手間が省けます。
液肥交換・容器変え時の注意事項
液肥交換の際には根を傷つけず、一株だろうと多株であろうと簡単に出来る物を用意するのが一番です。

リーフレタスやチンゲン菜は根も葉も横に大きく育つのが特徴。2株植え容器
植物の成長はある時期を過ぎると急速に加速します。その為、育苗ポットだけを取り出すようなことはできるだけしないで済むように、適切な時期に定植(育苗トレーへの移植)しておきましょう。
ポイント5 使いまわしが効く育成トレーがあると便利
育成トレーの使いまわしとは、例えば5㎝ポットが入るようなトレーを作ったとしても9㎝のポットでも使用できるように工夫する事です。

ペットボトル栽培とハイドロボール。移植型容器に移植。

。右はリーフレタスの幼苗。左は紫蘇の苗を購入:通常は育苗ポットを上から入れてセットする
上記写真は5㎝ポットの移植用に作ったキットです。通常ポットをトレーにセットをするときはトレーの上方から差し込んでセットします。ですが、9㎝の大きいポットではこの育成トレーにセットすることが出来ません。そこで、(9㎝の育苗ポットで栽培している)苗が小さい内に、育成トレーの下(裏面)から、苗が穴から出るようにセットして、育苗ポットを直にトレーに固定しても良いでしょう。こうすると育苗ポットがぐらつくことがないので、先ほどのミニトマト栽培でも安定した状態を保つ事が出来そうです。
また、最初から10㎝ポットを固定して使用しても良いですし、使用しない場合でも取り外さず、そのまま5㎝ポットを上から重ねて使用することも出来ます。

育苗ポットの淵とトレーのそれぞれにドライバーで2か所穴を空け、針金を通して固定。その上から5㎝ポットを重ねて使用も可。

5㎝の育苗ポットが移植できる容器を、10㎝ポットやペットボトルに使いまわし
ポイント6 容器の大きさは2L以上
水耕栽培を継続していく上で容器選びはとても重要です。何故なら成長や野菜の特徴に合わない育苗ポットや容器を使用した場合、株(根)が大きく育たない、あるいは液肥切れにより枯れてしまうなどの問題に直面するからです。
ペットボトル栽培は最も簡単で便利ではありますが、液肥を入れる下部ボトルは容量が少ないため、ミニトマトなどはいずれバランスが取れなくなります(この場合摘心をして成長を止めた方が良いでしょう)。
その為、栽培したい植物の種類によって容器の大きさを替えるのが良いとは思いますが、共通して言えるのは、植物を支えるだけのしっかりした土台になる容器で、かつ1.8~2ℓ(以上)の液肥が入る大きさの容器(5㎝ポットで6株栽培)が扱いやすいと思います。
植物の成長過程と使用する容器
発芽期:播種から発根まで
育苗キットを使用します。できれば育苗マットを敷いたものが根の成長を妨げないのでお勧めします。

マットは百均で購入した猫よけマットをカット
育苗期:双葉が揃い本葉が5~10枚になるまで
ある程度根が育って最初に移植するのが育苗ポットで、これを育成トレーにセットしていきます。この時期の液肥を入れる容器のポイントは、短い状態の根が液肥に十分浸かる浅型容器が良いと言う事す。

まずはポット移植:根がポットのスリットから出るように移植する

幼苗期は浅型容器:グレー(小)・紺(大)で。成長期になったら深型赤(小)へ容器変え
ポット移植のメリットは、スポンジの受け皿になる点です。常に水を含んでいるスポンジは、時間の経過に伴い劣化して成長していく根や茎、葉を支えることが出来なくなり、下に落ち込んでしまい、茎が液肥に浸かり過ぎてしまうのです。その為、スポンジが落ちても苗を支えられるポット移植が最も安定した栽培を継続していく上でとても便利なのです。
成長期~収穫まで

春菊:育苗期後半。深型容器への移植直前の様子。ポット小で8株植え
本葉が増えると、光合成量も液肥の量も一気に増えていきますので、ある程度の光量と水(液肥)が必要になります。育苗期後半には根の成長も著しく、浅型容器から深型容器に変えなければ簡単に干上がり、あっという間に枯れてしまいます。
この頃になると、根は隣同士で絡み合うほど成長をしているので、ポットだけを変えると言う事は、もはや不可能な状態です。その為、トレーごと変えられるポット移植型容器をおすすめしています。
野菜別容器のタイプ
室内栽培で向いている野菜の種類は、半陰性植物と言われる比較的日照時間の短いものですが、意外にもその種類は多く、葉菜類だけでなく実をつける野菜の栽培を楽しむこともできます。ただ種類によっては容器の大きさや深さ、栽培する株の数に合わせた物を用意した方が水替えなどのお世話が楽になり、より一層栽培が楽しくなります。
例えば水耕栽培しやすいのは、リーフレタス(キク科:半陰性植物)、ミニトマト(ナス科:半陰性植物)、ラディッシュ(アブラナ科:陽性植物)ですが、それぞれの特徴は大きく異なる為、特徴を踏まえた容器づくりをお勧めします。
リーフレタス:一株~二株植え
リーフレタスやチンゲン菜は葉も根も横に広がり室内栽培でも大きく育ちます。その為、容器は深すぎず大きい物にします。

根が丈夫で大きければ、葉も大きく育つ
深さですが、リーフレタスの根は意外にも短いので深すぎる容器だと途中で根が浸からなくなります。また育成容器の大きさですが、根も多く横に広がって成長するので、2株での栽培ならある程度根と根の間隔があけられるくらいの幅があった方が良いでしょう。リーフレタスは葉も横に大きく広がって成長しますので、キット自体は横に大きなもので、深すぎず、2株栽培でも液肥が2ℓ以上入るものが良いかと思います。

リーフレタスの容器の選び方
リーフレタスにお勧めの育苗ポット
育苗ポットの大きさは5㎝~6.5㎝で、比較的野菜を選ばず、葉菜類での使用では失敗しません。ただ、5㎝での栽培と6.5㎝での栽培では6.5㎝ポットの方が成長が良いようにも思いました。他にもチンゲンサイは5㎝ポットで2株栽培が向いているかと思います。

リーフレタスやチンゲン菜は根も葉も横に大きく育つのが特徴。二株植え
ミニトマト:一株植え
午前中の明るい光(4~6時間)があれば栽培可能です。
一般的なミニトマトは茎は上に伸び、根も下に長くなりますし、成長に伴い液肥の消費も急速に速くなるので、液肥が入る容器は深く2ℓ以上入る物が良いでしょう。また実をつけるとバランスが悪くなりますので、ポット栽培でもポットが固定できるくらいの育成トレーを作る必要があります。
ペットボトル栽培をするなら
背の高いミニトマトは、ペットボトル栽培も一応は可能ですが、実をつけ始めるとペットボトルではバランスが取れなくなります。水耕栽培では育成容器に液肥を入れる事で植物を支える土台となる役割もあるのですが、ペットボトルでの育成容器では容器自体が薄いプラスチックで、入る液肥の量もそもそも少なく、成長したミニトマトの土台としてはすぐに軽くなってしまい支えることが出来ないのです。また背が伸びすぎた場合は液肥変えが大変になりますので、ペットボトル栽培をするのであれば、早い時期に摘心をして成長をコントロールする事をお勧めします。
背が低いミニトマトのレジナが水耕栽培向き

水耕栽培でお勧めのミニトマトは『レジナ』という背の低いミニトマト
現在は背丈の短いレジナと言う品種があり私が好んで栽培する物です。ただこれも苗は大きく育つのと、実も成り始める大きく重くなりますので、土台になるしっかりした容器が必要です。なので、既に先ほどご紹介したように、9cmポットにハイドロボールを使用して更に育成トレーにポットを直に固定して栽培するのが良いでしょう。

レジナ(背の低いミニトマト)
ラディッシュ:多株植え
ラディッシュは十分な光の下で栽培が可能なので室内栽培なら植物育成ライトはあった方が良いでしょう。根は横に大きくはならないのですがかなり長くなりますので、育成容器は深めの物を、またトレーは多株植え(6株~8株)が向いています。

ラディッシュ:多株植え容器がお勧め。5㎝ポットの場合は6株。

ラディッシュの水耕栽培。5㎝ポットで栽培
育苗ポットは5㎝以上でハイドロボールは好みで

3㎝ポットを使用したら破壊
育苗ポットは3㎝では破壊されましたので、5㎝以上の物を使用するのが良いかと思いますが、比較的葉は縦に長く伸びるので6株位なら光合成を邪魔しません。またハイドロボールは土の代わりに使用するのですが、丸く成長するラディッシュは、育苗ポットの空間を利用しても良いでしょう。

育苗ポットの空間を利用して成長をさせてみる

ハイドロボールを使用しない
栽培キットの作り方
容器は百均で購入できる蓋つきのもので、浅型と深型を購入しました。蓋が育成トレーになりますので、同じシリーズで準備をすると使いまわしが効くので便利です。ただ素材はプラスチック製容器でも軟性の物と硬性のものとがありますので、出来れば育成トレーを作るのであれば硬性の物をお勧めします。
育成トレーの作り方
蓋に育苗ポットを設置しますので、ポットの大きさより一まわり小さい穴をカッターで切って(結構大変)、ポットがはまるように作りました。小さい穴は空気孔兼液肥の差し口です。

水耕栽培で便利なのは移植型

水耕栽培の道具1)容器とポット、5㎝ポットの例
この作業が少し大変ですが、栽培で失敗をしないので5年以上愛用していますので長く栽培をするのであればぜひお試しいただきたいと思います。
育成トレーを使いまわすのであれば、5㎝ポットが5個入るトレーも便利です。四隅に4か所、中央に1か所穴をあけます。例えばリーフレタスやミニトマトなら中央の1っか所を使用して栽培します。移植する前にアルミホイルを覆い、使用しない穴から光が入らないようにすれば藻の対策にもなりますし、アルミホイルの光の反射により光合成を補助する役割も担います。また、四隅の内一か所のうち一つはホイルに穴をあけ空気孔にしておきましょう。
育苗ポットの種類

根がスリットから出る為、なるべく幅の広いもの
育苗ポットは百均では代わりになりそうな物がなかったのでネット販売の物を購入しました。百均で代わるものを探す場合は、根詰まりをさせないようにするため、なるべくスリットや網目の幅が広い物を選びましょう。
3㎝幅、5㎝幅、9㎝幅があり、重宝するのは5㎝幅で植物を選びません。ポットが小さすぎると株(根)が育たず、収穫時に小ぶりになってしまうのです。

秋撒きの収穫:こかぶ・チンゲン菜・シュンギク・

通年栽培できるラディッシュ
ハイドロボールは好みで

ハイドロボールはあってもなくても良い
百均にもあるハイドロボールは土の代わりに使用するもので、セットをするタイミングは発根を確認した後、ポット移植をするときです。
ポットにハイドロボールを1/3~2/3ほど先に入れてから、スポンジ培地をその上に置きます。この時に必ずスリットの隙間から根が1本でも良いから出るようにピンセットなどで丁寧にセットします。
ハイドロボールは使用をしたときとそうでないときを比較しても成長にはさほど影響はないように思いますが、リーフレタスやミニトマトなどしっかりとした土台作りをするなら使用するのが良いかもしれません。収穫後には洗って繰り返し使用できます。
ペットボトル栽培
最も簡単な水耕栽培の手作り容器です。ペットボトルの上1/3をカットして、上下を重ね合わせて使用します。上部に植物を置き、下のボトルに液肥を満たします。


ペットボトル栽培は最も簡単
まずは試しに水耕栽培をしてみるなら使ってみるのも良いとは思います。基本的には一株植えになるので、何株も栽培するならペットボトル栽培は水替えが大変になります。なのでこのような場合は、栽培しているスペースに新しい液肥を入れた交換用のボトルをまとめて持っていき、その場で差し替えるようにすると良いでしょう。
ペットボトル栽培なら断然紫蘇
ペットボトル栽培は、根が出るのみ口の部分が狭く、植物によっては根が上手く育たない場合も多いように感じましたが、それでも唯一ペットボトル栽培が向いていると思うものがシソ(大葉)栽培で今年(2026年)も楽しみながらしています。液肥の減りが速くなったらペットボトルの液肥容器を大きなものに替えましょう。

ペットボトル栽培のシソ(ホムセンで苗を購入)

紫蘇の苗は、根がペットボトルの飲み口から完全に出るようにセットする

シソ:苗の購入から36日目の根の状態
画像はないのですが、9年前に初めて水耕栽培をしたときに使ったのがペットボトルで、リーフレタスやラディッシュ、ミニトマトなどいろいろと試したものでしたが失敗の連続でした。そこで育成トレーも色んな形を試した物でしたが、私がたどり着いた最終形態がポット移植型容器で、このブログで最もお勧めしたい水耕栽培キットなのです。
水耕栽培は容器づくりも楽しかった
水耕栽培は容器の研究もとても楽しかったです。成長の過程で問題がたくさん出てくるのですが、創意工夫することがお好きな方にはお勧めです。また、お子さんの夏休みの自由研究などにも水耕栽培はいかがでしょうか?同じ時期に同じ種を撒いても窓の向き(東の日差しと西の日差し)で栽培の違いがありますし、ポットの大きさを変えた時の成長の違いは目を見張るものがあります。他にも液肥の濃度を変えて栽培するとどのような違いがあるか、土耕栽培と比較するとどうか、音楽が栽培に良いとは本当なのか、などなど、疑問の宝庫です。何よりも植物は生物ですから必ず答えてくれるでしょう。


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